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「学習障害
〔LD:Learning Disorder〕

【学習障害とは「読み・書き・計算・知覚情報の認識・社会性などの情報処理が困難な」症状】

学習障害とは、大きく分けて「言語性学習障害」と「非言語性学習障害」の2つに分けられます。「言語性学習障害」には「読み」「書き」「計算」の3種類の障害があり、「非言語性学習障害」には「発声」「聴力」「視覚」「記憶」「社会性」の5種類の障害があるとされています。それぞれの学習障害においては、「知的発達の遅れがない」ことが前提とされている障害です。

【言語性学習障害】

①「読み」の障害(読字障害:Dyslexia)

書かれている文字や文章を理解することが難しい症状です。例えば、似たような文字「シ(し)」と「ツ(つ)」の区別が難しかったり、「コップ」を「コプ」と認識するなど「小さい文字」の認識が難しい場合もあります。また、1文字ずつであれば認識は可能であっても文章になると認識することが難しかったり、文章を読んでいるとどこを読んでいるのか途中から分からなくなったりする場合もあります。

②「書き」の障害(書字障害:Dysgraphia)

文字を書くことや、文字や文章を書いて自分の考えを表現したりすることが難しい症状です。文字を書くこと自体が難しい場合や、文字を書くことができても形の違う文字や反転した文字(鏡文字)を書いてしまう場合などがあります。文字を理解することができていて、本人は正しい文字を書こうと思っていたとしても、いざ文字を書こうとすると正確な文字が書けなくなるという障害です。

③「計算」の障害(計算障害:Dyscalculia)

数字を扱ったり、数の概念を理解すること、計算することなどが難しい症状です。「1」「2」「3」などの数字、「+」「-」「×」「÷」などの記号を理解することが難しい場合や、数の大小の概念や数値やグラフなど読み取ることが難しい場合などがあります。また、計算することが苦手で、例えば「筆算」をするときに計算する列がずれてしまって正しく計算ができないこともあります。

【非言語性学習障害】

①「発声」の障害(Language Disorder)

言葉を発する器官に異常がないのに発声が上手くできない場合(機能性構音障害)や、内科的な症状が原因となって発声器官に何らかの障害が生じて発声に問題が生じる場合(運動障害性構音障害)があります。また、脳梗塞などの症状によって脳にある言語中枢の機能が失われることで、言葉の理解や話そうとすることが言えない場合(失語症)があります。

②「聴力」の障害(Auditory Disorder)

音による情報を聞いてその内容を理解したり、情報にもとづいたイメージを思い浮かべることができない症状です。周囲が騒がしかったりするなど、他の音声情報がある環境下においては集中が続かなかったり、何かに取り組むことが難しかったりします。

③「視覚」の障害(Spatial Organization Disorder)

前後、左右、上下などの位置関係や場所の把握、立体的・空間的な視覚情報の処理が苦手な症状です。視覚からの空間情報が上手く処理されないことによって日常の動作にも支障が出てしまう場合もあります。自身の身体のイメージを想定することも苦手なことから、運動をすることも苦手な場合が多いです。

④「記憶」の障害(Memory Disorder)

記憶の種類は「感覚記憶」「短期記憶」「長期記憶」の3つに分けられます。「感覚記憶」は、五感を通して記憶される0~2秒程度の記憶のことを指します。「短期記憶」は、比較的短い期間で頭の中で覚えられる記憶のことで、一般的に5~9個程度の意味を持った情報を記憶できるとされています。「長期記憶」は、短期記憶を繰り返し思い出して長い期間保持できる記憶のことです。この症状では、特に「長期記憶」の弱さが目立ち、一般的に覚えているとされてるような物事に対する記憶が比較的少ないと言われています。

⑤「社会性」の障害(Social Disorder)

コミュニケーションにおける障害で、言葉・表情・ジェスチャーから相手の気持ちを察したり、理解することが難しい症状です。言葉を文字通り受け取ってしまうことで、冗談が通じなかったり、相手の気持ちを間違って汲み取ってしまいトラブルに発展することもあります。

【障害の裏にある個性を見出す】

他方で、障害の裏にある特性が明らかになれば、得意な方法で苦手をカバーしたり、その人にしかできない仕事を見出すことも可能です。例えば、「読み」の障害(読字障害:Dyslexia)では、音声など耳からの情報(聴覚情報)は理解しやすい場合もあると言われているため、音声情報からの情報収集に意識して切り替えることによって生活に支障が生じにくくなるケースもあるのです。

【カウンセリングでの対応】

カウンセリングでは、「学習障害」を抱える方の個別の特性について検討し、その特性がどのような長所と短所に繋がっているのかという理解を深めていきます。これまで、特性がマイナスに出てしまう環境で働いていた相談者の方も、働き方を変えたり、職種を変えることによって、周囲からの評価のされ方が大きく変わり、自信を持って社会生活を送ることができるようになった方も多くいらっしゃいます。

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