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あなたは、「カウンセリング」と聞いてどのようなイメージを持たれますか?
話を聞いてくれるんだろうけど、具体的に何をするのだろう?
困っていることはあるけど、本当に効果はあるのかな?
保険適用ではないし、民間の資格も色々あるし、なんか怪しい…。
おそらく、「カウンセリング」と聞いて良いイメージよりも、悪いイメージを持たれる人が多いのではないでしょうか?
それもそのはずで、日本におけるカウンセリング利用率(精神的な症状を抱えている人がカウンセリングが利用する割合)は世界的にみても低いと言われています。
まず、世界規模での数値をみてみましょう。WHOよると、「生涯のうち4人に1人は何らかの精神疾患に罹患しているにも関わらず、そのうち3人に2人は精神科を受診したことがない」そうです。つまり、世界的に見ると精神的ケアが必要な人のうち、約33%の人しか精神科を受診できていないことになります。
他方で、カウンセリング利用率が高いのは欧米です。欧米では、精神的な症状を抱えている人のうち、約50%以上がカウンセリングを利用しています。それでは、日本におけるカウンセリングの利用率はどのくらいなのでしょうか?下記の割合のうち、どの割合だと思われますか?
①約25%(欧米の半分くらい)
②約10%(欧米の5分の1くらい)
③約3% (欧米の10分の1くらい)
正解は、③の「3%」※1です。この日本のカウンセリングの利用率の低さからも、日本人にとってはカウンセリングは敷居の高いサービスであると言えます。
日本でカウンセリングが気軽に受けられない理由は何でしょうか?様々な理由があるとは思いますが、大きく①制度的理由と②文化的理由の二つがあると思われます。特に大きいのは②の文化的理由にあると考えられます。
まず、①制度的理由としては、欧米ではカウンセリングが保険適用の治療行為とされています。そのため、精神的に辛くなったとしても、金銭的な面において気軽に相談できる環境が整備されています。
次に、②文化的理由としては、欧米は自己開示に抵抗のない「表現の文化」であることです。カウンセリングに行くことは、ヘアケアやボディケア(美容室)に行くことと大差ないレベルで日常会話に出てきます。
一方で、日本でカウンセリングに通っていることを、家族以外の誰かに伝えるのはかなりハードルの高いことではないでしょうか?欧米の「表現の文化」に対して、日本は「恥の文化」がベースにあって、自分の秘密を誰かに打ち明けるということ自体に大きな抵抗があると言われています。
このような理由が影響して、日本ではカウンセリングが利用されにくい現状があります。この現状は、「先進国の中でも突出して自殺率が高い」※2ことにも大きく影響しているのではないかと考えています。
人間関係で困っていたり、何らかの精神的な症状があったり、生きづらさを抱えていたとしても、なかなか相談できないのが私たち日本人の辛いところです。
そうはいっても、上に挙げたような悩みや症状は簡単に我慢できるものではありません。「誰かに相談する」という行動は、とても勇気のいることだと思いますが、一人で抱えず心の専門家の助けを借りてみてはいかがでしょうか?
※1『J-Net 市場調査 心理カウンセリング』(2020)
https://j-net21.smrj.go.jp/startup/research/service/cons-counseling.html
※2 厚生労働省(2023)https://www.mhlw.go.jp/content/r5hs-1-1-07.pdf
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