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事例紹介(来談カウンセリング)

Cさんの事例紹介

当ステーションの心理士が今までに手がけた事例をご紹介いたします。事例内容につきましては、相談者の個人情報保護の観点から、これまで担当した類似事例をもとに再構成しております。

職場のストレスで休職していましたが、自分らしく生きられる道を見つけました。(うつ病と診断されたCさんの事例)

※事例紹介に当たっては個人が特定されないように配慮しております。

【事例概要】Cさんは専門学校卒業後、看護師として病院に勤務しました。入職当初はなかなか環境に慣れず、体調を崩すこともありました。その後しばらくして体調は快方に向かいましたが、3年目に入ると新たな症状が出始めました。職場に行くと頭痛がしたり、吐き気がするようになったため、内科を受診しました。しかし、検査をしたところ異常はなかったため、精神科を受診したところ、うつ病と診断されました。その後、休職して治療を続けていましたが、大きな改善はみられませんでした。そこで、精神科での治療と並行して来談カウンセリングを始めることになりました。

【心理士の関り】

①カウンセリングを受ける経緯の確認

Cさんはうつ病になって様々な症状が出たという感覚ではなく、似たような症状が出ることは以前から多かったようでした。そこで、自分の考え方に問題があるのではないかと感じるようになり、カウンセリングを受けるに至ったとのことでした。「ずっと生きづらい感じがしていてカウンセリングでどうにかならないかと思って今回ここに来させてもらったんです」。

②生育歴や職場のストレスの状況の把握

Cさんは幼少期から一人でいることが多かったようです。その様子をみた学校の先生の多くは善意で孤立しないような配慮をしてくれたようでしたが、その配慮はCさんにとってはかなり苦痛だったと話されました。周囲に合わせるようにエネルギーを割くことで、自分のペースで生活することが難しくなり、家に帰るとすぐに寝てしまうくらい疲弊していたようです。職場では患者さんの対応や同僚・上司との対人関係でのストレスが多いとのことでした。

【心理士の見立て】

Cさんの生育歴や職場でのストレス、症状の経過、カウンセリング中のやり取りなどから、発達障害(ASD:自閉症スペクトラム障害)の可能性が考えられました。発達障害から周囲とのズレを感じることが多く、それがこれまで抱えてこられた生きづらさに繋がっているようでした。うつ症状についても、ベースの発達障害にもとづく二次的な症状の可能性も推察されました。

【心理士の対応】

①心理検査のご案内
その後、カウンセリングを重ねていく中で、Cさんが「以前インターネットで発達障害の簡易チェックをしたことがあるんですが、どの症状も当てはまっているような気がするんです」と話されたため、簡易検査実施後に心理検査(WAIS)のご案内をしました。心理検査は確定診断のための補助材料として使われる側面もありますが、検査結果をカウンセリングでしっかり検討することで、Cさんがご自身の心理的特性を理解しCさんが自分らしく生きていくため材料にもなり得ることを説明しました。すると、Cさんは心理検査を受けることに決められました。​

②精神科主治医との連携

Cさんの同意を得て、治療を続けている精神科主治医と連携を取りながら、Cさんが心理検査を受ける準備を進めていきました。主治医のクリニックにて心理検査を実施したところ、診断結果はASD(自閉症スペクトラム)でした。知識的な能力はかなり高いものの、相手の意図を読み取ったり、環境に柔軟に対応することに支障があり、このまま病院で今の仕事を続けるには一定の配慮が必要となるという結果でした。

③カウンセリングにおける結果の検討

Cさんは検査結果を受けて、これまで感じてきた違和感の正体が分かりスッキリした気持ちが半分と、これからどうしたら良いのかという不安が半分という状態でした。その後は、カウンセリングを重ねて、Cさんがどのようにすれば自分らしく生きれるのか検討を進めていきました。

【対応の結果】

しばらくカウンセリング続けたところ、Cさんは異動の希望を出して病棟の看護師から手術室の看護師になる選択をされました。Cさんが自分に合った復職先が決まった時には、うつ症状はすっかりなくなっており精神科での治療の必要もなくなりました。復職後しばらくは来談カウンセリングを継続されましたが、徐々に来談の頻度を少なくしていき、最終的にカウンセリングも終結となりました。

自分を認めて、自分らしく生きる道を見つけることができたと思います。

Cさんのコメント(抜粋)

もともと人付き合いが苦手だった私は、誰かの役に立てるという憧れから看護師になりました。ただ、憧れだった仕事に就いたものの、患者さんに対して同僚や先輩と同じくらいの熱量で関われないことで、「自分は看護師として失格なのではないか」と思うようになり自分を責めてばかりでした。ですが、カウンセリングで先生と話をさせてもらうようになってからは、自分の長所にも気づけるようになり、少しずつですが自分を認めることが出来るようになったと思います。検査を受けることは正直勇気がいりましたが、今となっては自分を知る良い機会になったと思いますし、何より自分らしく働けていることが本当に幸せに感じています。ありがとうございました。

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