営業時間
【注意欠陥多動症とは「情報を受け取りやすく心身のコントロールが難しくなる」症状】
注意欠陥多動症には、①「不注意」、②「多動性」、③「衝動性」という3つの特性があります。どの特性にも共通する特徴としては「情報を受け取りやすく心身のコントロールが難しくなる」症状であるということです。
①「不注意」
忘れ物やケアレスミスをしてしまうことが挙げられます。注意力を維持するには、注意を向ける対象に対して何らかの意識をコントロールすることが必要になってきます。「集中」という言葉が示すように、意識を「中」心に「集」める必要がありますが、周囲からの刺激に敏感であることによりそのコントロールが崩れてしまい、意識が他の対象に向きやすい傾向があります。
②「多動性」
常に身体を動かしてしまうなど落ち着きがありません。静止した状態をコントロールすることが難しく、力を留めることよりも、力を分散させやすい傾向があります。常に何かに追われるように生活したり、スケジュールが常にいっぱいで休むことが苦手な方が多いです。
③「衝動性」
何か問題が起こった時に、その問題について考えることよりも先に行動に出てしまう傾向があります。待つことが苦手で、エネルギーを内側に向けるよりも外側に向けて活発に動く傾向が強いです。直感的に動いてしまうことで、周囲の状況を冷静に分析したり、物事を客観的に捉えていくことが苦手です。
症状の現れ方としては、以下の3パターンとされています。
(1)「不注意」の症状
(2)「多動性・衝動性」の症状
(3)「不注意」と「多動性・衝動性」を併せた症状
【注意欠陥多動症の強み】
他方で、上述した特性が上手く働けば良い結果を生み出すこともあります。
①「不注意」の特性では、普段は集中力が持続しない状態が続きますが、自分の興味があることについては並外れた集中力を発揮します。一度その集中力を保持した状態が続くと、他のことが全く気にならなくなるほど驚異的な集中力で物事に取り組むことができます。
②「多動性」の特性においては、一つの所にとどまらない性質があることによって、多くの体験をする機会に恵まれています。周囲からの刺激を受け取りやすい傾向があり、より多くの情報に目が向きやすかったり、普通では考えつかないようなアイディアが浮かんだりすることもあります。
③「衝動性」では、行動に移すことに長けている特性があるため、試行錯誤して物事に取り組んでいくことが得意です。ある研究によると、「多動性・衝動性」の症状を抱える人のほうが起業して成功する確率は高いと言われています。
【カウンセリングでの対応】
カウンセリングでは、「注意欠陥多動症」を抱える方の個別の特性について検討し、その特性がどのような長所と短所に繋がっているのかという理解を深めていきます。特性は誰しもが持って生まれたものなので、それをネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに活かすための方法を発見してもらう作業が重要になります。
これまで、特性がマイナスに出てしまう環境で働いていた相談者の方も、働き方を変えたり、職種を変えることによって、周囲からの評価のされ方が大きく変わり、自信を持って社会生活を送ることができるようになった方も多くいらっしゃいます。
【ご相談先】
「注意欠陥多動症」のカウンセリングに興味を持たれた方は、下記の連絡先または「お問合せページ」からご相談ください。(カウンセリング対応中はお電話に出られませんのでご了承ください)
〒577-0056
大阪府東大阪市長堂1丁目10-8ハピネスふせ407号
訪問心理ステーション大阪
090-6060-4070(業務用携帯電話)
受付時間 | 10:00~19:00(完全予約制) |
---|
定休日 | 水曜・日曜(長期連休期間は休業日あり) |
---|
※営業のお問合せ (各種業者さま) | info@houmonshinri-station.jp |
---|
お電話でのお問合せ・ご予約
フォームでのお問合せ・相談予約は24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。
※営業のお問合せ(各種業者さま)は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
info@houmonshinri-station.jp
〒577-0056
大阪府東大阪市長堂1丁目10-8
ハピネスふせ407号
近鉄奈良線「布施駅」から徒歩4分
近くにコインパーキングあり
10:00~19:00(完全予約制)
水曜・日曜
長期連休期間は休業日あり